CNAからは、今回デジタル銀行創設等により、MSME= Micro Small Midium Enterprise(零細、中小企業)から、融資や出資に必要な(労力や困難が伴う申請などの)障害を取り除いたり、新たにAI、データ分析やオープンバンキングを使った融資や出資が可能となり、零細・中小企業は融資や出資にアクセスしやすくなるだろうとのコメント。
あの、元ソフトバンクグループで、地方創生で今ホットなSBI社が、シンガポール証券取引所SIXと協業して、シンガポールにデジタル資産の取引所を設置とのニュースがありました。Monetary Authority of Singaporeの承認次第だが、2022年までには営業(デジタル資産の、発行、取引、保管事業)を開始したいとのこと。
このページで驚いたのは、SFFのOrganizerがMonetary Authority of Singapore(MAS)であること。日本銀行が、日本で世界へ向けて、このようなFINTECHのイベントをOrganizeし、日銀総裁がオープニングスピーチしている姿が浮かぶでしょうか?FRB/ECB同様、中央銀行がOrganizeしている光景は頭に浮かばないなあ。ちなみに、シンガポール副首相Heng Swee KeatさんはMonetary Authority of Singaporeの前総裁。この方が次のシンガポール首相になる予定ですが、MAS総裁から、副首相、そして首相という感じで、MASはシンガポール政府の根幹をなしているのかなと思いました。